【カンヌ映画祭 第66回】スター女優達は「ディオール」や「シャネル」の"ブラック&ホワイト"でドレスアップ
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
象徴的なショットは、ソフィア・コッポラ監督『The Bling Ring(原題)』のプレミア上映会のレッドカーペット。エマ・ワトソンは「シャネル(CHANEL)」、ケイティー・チャンは「ディオール(Dior)」、タイッサ・ファーミガは「ヴァレンティノ(Valentino)」のドレス、とそれぞれに個性的だが、コッポラ監督のドレス含め、ブラック&ホワイトで統一され、見事なチームワークを見せた。
『華麗なるギャツビー』のプレミアにペールピンクのドレスで登場したキャリー・マリガンも、同作のフォトコールでは「バレンシアガ(Balenciaga)」の黒のジャンプスーツに、「サンローラン(Saint-Laurent)」のTストラップパンプス。もうひとつの出演作品、コーエン兄弟制作の『Inside Llewyn Davis(原題)』のプレミアでは、アールデコ風デザインのブラック&ホワイトのドレスを着用。
『Jimmy P.(原題)』のプレミアのレッドカーペットに登場した22歳のオスカー女優、ジェニファー・ローレンスは、シンプルかつゴージャスなディオールのイブニングでドレスアップ。
白をベースにしたマルチカラーブロックのデザインが印象に残ったのは、『Blood Ties(原題)』プレミアでマリオン・コティヤールが着たドレス。ラフ・シモンズ(Raf Simons)が初めて手掛けたディオールのクルーズコレクションのもので、先週末モンテカルロでショーが行なわれたばかりだ。60年代のモンドリアンスタイルにインスパイアを受けたというデザインは、今回のカンヌ映画祭のベストドレスの一枚となるかも。
画像提供:Getty Images
初夏のカンヌ。スター女優達は「ディオール」や「シャネル」の"ブラック&ホワイト"でドレスアップ
《岡本恵美》
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