東京スカイツリー、テレビ送信所の完全移行が「5月31日」に正式決定

　在京テレビ6社（NHK・日本テレビ・テレビ朝日・TBSテレビ・テレビ東京・フジテレビジョン）は24日、テレビ送信所の東京スカイツリーへの移転について、完全移行の実施日時を決定した。移転日時は「5月31日（金）午前9時」に決定した。

　在京テレビ6社は、各家庭の受信状況を把握し、必要な受信対策を実施するため、2012年12月22日より共同で125回にわたる受信確認テスト、長時間リハーサルを実施。その結果、2013年5月23日時点までのコールセンターへの入電数は39万3,449件、対策が必要と判明したのは11万6,507件。うち対策済み件数が96％に達したとしている。最終的に、未対策の施設についてもほとんど工事の予定が立っている状況となったことから、移転可能であると判断した。

　当日は午前8時59分55秒から切り替えを始め、午前9時00分00秒に切り替え完了。完全移転となる。なお、完全移転後も受信できない世帯においては無償にて工事を行う。