【カンヌ映画祭第66回】福山雅治、深夜の吉報に「寝落ちしてました…」

昨日26日（現地時間）に行われた第66回カンヌ国際映画祭の授賞式にて発表された、主演・福山雅治×監督・是枝裕和がタッグを組んだ『そして父になる』の「審査員賞」受賞。この知らせを受け、福山さんを始め、尾野真千子に真木よう子らメインキャストからお祝い＆喜びのコメントが到着した。

6年間育てた息子が取り違えられていたことに悩む父親（福山さん）を中心に、家族のあり方を問いかける本作。

今回の吉報は、日本時間にして27日（月）の深夜だったため、福山さんは「カンヌから帰国後、連日ガリレオ撮影が続いてまして、コメント作成中に寝落ちしてました…。スミマセン！」と多忙なスケジュールを明かしながら、「是枝さん、本当に本当におめでとうございます！　そしていま改めて、カンヌに連れていっていただけた喜びを実感しています。あの10分を越えるスタンディング・オベーションの中で感じた『届いた！』という手応えが、『審査員賞』という形で監督の元に届けられたことを心から嬉しく思います。是枝監督が日本に戻られたらみんなでお祝いしたいです！」と喜びのコメントを寄せてくれた。

そんな福山さんの妻役を演じた尾野さんは、「『審査員賞』受賞、誠におめでとうございます。この作品に出演できたことを改めて嬉しく思います。また、海外の方々と映画を通して繋がり合えたことが本当に嬉しいです」と『殯の森』（'07）以来約7年振りのカンヌを存分に楽しんでいたようだ。

一方、初のカンヌ入りとなった真木さんは「是枝監督の作品で、初めてカンヌ国際映画祭へ行けただけでも幸せでした。更に『審査員賞』を頂いたという報告を受け、言葉にならず、胸がいっぱいです。紛れもなく、自分もこの作品を作り上げた一員として、世界に評価されたことを素直に嬉しく思っております。改めて、心から。おめでとうございます！」と興奮気味に胸の内を語ってくれている。

さらに、リリー・フランキーからは「是枝監督の真摯な想いが描かれたこの作品が評価されたことを大変うれしく思います。そして、そこに参加できましたことを、とても、誇りに感じます。」と真地面なコメントが寄せられている。

『そして父になる』は10月5日（土）より新宿ピカデリーほか全国にて公開。

福山雅治、深夜の吉報に「寝落ちしてました…」　『そして父になる』カンヌ快挙に歓喜