足立区、古いPC3,800台を再活用……XenDesktopによるデスクトップ仮想化を導入
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「Windows Thin PC」は、Windowsをロックダウン(機能制限)して、小さいカーネル部分だけを提供することで、既存のPCをシンクライアント端末化して再利用を可能にしたものだ。マイクロソフトでは、Windows 7のロックダウンされたバージョンを提供している。
足立区では、約13,000台以上のPCが使われていたが、これらの古いPCを廃棄せずに、できる限り再活用する方針を立案。足立区のプライベート・クラウド型共通基盤「HaaT-Prime」上にXenDesktopとCitrix XenAppを実装するとともに、PCを「再活PC」として、利用者の仮想デスクトップ端末に再利用した。
現在、足立区のデスクトップ仮想化システムでは、Microsoft Windows 7の仮想デスクトップ上で、Microsoft Office 2010 Professional、Microsoft Internet Explorer(IE)9、Adobe PDF(Portable Document Format) 系のビューア・ソフト、グループウェア、校務支援システムなどが利用可能となっている。
《冨岡晶》
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