Appleが「iOS in the Car」発表、2014年までにSiriを統合した車種を発表へ
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OS X Maverickでは、ネイティブで地図機能を搭載。Mac上で3D地図を表示する機能や、カーナビゲーションの利用が可能となっているほか、iOSの地図アプリで採用され上空から地図を眺めるような「Flyover(フライオーバー)」機能、Macで検索したPOI(地点情報)の結果をiPhoneやiPadなどのiOS端末に転送する機能などが利用可能。さらに、iCalのスケジュールに登録された地点情報との連携も実現している。
今回のWWDCではそのほか、ブラウザ上で利用できる「iWork for iCloud」やバッテリー持続時間が飛躍的に向上しつつグラフィック性能を40%向上させた新型『MacBook Air』を発表。またマルチタスクや通知機能、UIを向上した「iOS 7」およびiOS 7で動作するSafariの新バージョンや、iOSに対応したファイル供給機能「AirDrop」、ネットラジオの「iTunes Radio」についても新たに発表した。
さらに、音声エージェント「Siri」についても機能が強化され、「iOS in the Car」と呼ぶ音声コントロールについてもデモで披露。音楽など車内のエンターテインメントを音声でのみ操作するもので、上級副社長のエディ・キューは「Siriと車載機器とを統合した車種が2014年までに販売する」ことも明らかにした。
Appleのティム・クックCEOは、「Appleは人びとの生活を豊かにする製品だ。それは、私たちの価値であり、私たちの情熱であり、そして私たちを奮い立たせるものである。それは今後も同様である」と述べてスピーチを締めくくった。
《北島友和@レスポンス》
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