相互マッチング型の就活サイト『JOBRASS新卒2015』がプレオープン
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『JOBRASS(ジョブラス)新卒2015』では、学生の会員登録およびプロフィールの作成が可能になる他、前年の企業情報を検索・閲覧することが可能となっている。エージェント(紹介)サービスである「Aidem Smart Agent新卒」や教育サービスである「JOBRASS就活セミナー」を併せて提供しており、企業と学生の相互マッチングをサポートしている。
従来の新卒就活サイトと異なる特徴の1つとして、「就活プロフィール」と呼ばれる登録方法を採用。学生は、学歴、資格、経験などの基本データに加えて、自己PR、希望条件、作品、論文など多様な項目が登録できる。これにより学生は、経歴だけでは伝えきれない、学生時代に成し遂げたことなどを企業にアピールできる。また、企業においては就活プロフィールを見ることで、自社の仕事や環境との相性をはかることが可能だという。
6月から11月までは、「就活プロフィール」を活用した就職活動の“準備期間”という位置づけで、11月までプレサイトを提供。2013年12月から2015年3月までの期間は、本サイトでの運用となる。学生の利用料金は無料。
なお、2012年にオープンした『JOBRASS新卒2014』は、2013年4月時点での登録者6万7,822名、企業会員は3,500社となっている。JOBRASS関係者は、2015年3月卒業予定の学生について、「採用活動開始時期が後ろ倒しされる2016年卒を前に、早期に学生と接点を持とうとする企業が試行錯誤する年になるかもしれません。学生にとっては、既存の枠組みにとらわれない方法が出てきたときに積極的に取り入れられるかという柔軟性が問われるのではないでしょうか」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
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