最大の特徴は、自社のシングルチップ「SwitchX」を使っていること。最大36×40/50GbE、最大64×10GbEが動作する点だ。ブースでは「SX1036」(1U36ポート40/56GbE)「SX1024」(1U48ポート10GbE+12ポート40/56GbE)「SX1016」(1U64ポート10GbE)「SX6012」(1Uハーフサイズ12ポート40/56GbE)4機種が動作するとして紹介されていた。
「帯域としては36ポートが40G、メラノックスどうしであれば56Gでもつながる。Infinibandの帯域が56Gなので、そのテクノロジーをそのままイーサネットに適用した」「イーサネットが40Gになったのは結構最近だと思うが、実はInfinibandの世界では5年前から40Gを使っているので、非常に実績がある。最近はクラウド、データセンター、Web系のお客さまにもどんどん広がってきている。日本でも引き合いがどんどん増え、10Gだけではなく40Gをエンドトゥエンドでつなぐことが多くなっている」と担当者は話す。
デモではWindows向けのRDMAであるRoCEを使用したWindows Server 2012のSMBダイレクトのデモが行われていた。