夏モデルスマートフォン、主要モデルのカメラ機能を比較する!
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GALAXY S4か、iPhone 5か?……スマートフォン選びの比較ポイントは

今回はNTTドコモの夏モデルからGALAXY S4(SC-04E)、ソニーのXperia A(SO-04E)、シャープのAQUOS PHONE ZETA(SH-06E)、さらに定番モデルとしてアップルのiPhone 5をピックアップし、カメラ機能に焦点を当て、比較するポイントにするべき機能を解説していく。
■画素数とセンサーの種類で比較
まずカメラ機能を比較する上でポイントとなるのは、画素数とセンサーの種類など、カメラのハードウェアスペックだ。今回ピックアップしたモデルのスペックは、画像のハードウェアスペック表を参照していただきたい。
日本は全体的にスマートフォンに搭載されるカメラのスペックが高いため、グローバルモデルのiPhone 5は、画素数で比較すると見劣りする。GALAXYシリーズもグローバルモデルだが、前モデルのGALAXY S III αが800万画素だったのに対し、GALAXY S4は1300万画素にまで強化されたことで、日本のスマートフォンと比較しても遜色のないスペックとなっている。
撮った写真をメールに添付したり、Twitterなどに投稿するときは、写真を100万画素以下に縮小するので、画素数の差はそれほど問題にはならないが、写真をプリントアウトしたりするとなると、800万画素と1300万画素を比較すると、それなりに差が出てくる。
今回ピックアップした機種は、いずれも通常のCMOSと比較すると暗い場所での撮影に強いとされる、裏面照射型のCMOSを採用している。スマートフォンは屋内など明るくない場所で撮影する機会も多いので、重要なポイントだ。今回ピックアップした機種に限らず、ほとんどのスマートフォンが裏面照射CMOSを採用しているが、ローエンドモデルなどでは、裏面照射CMOSではないスマートフォンもあるので注意が必要だ。
ちなみに今夏のスマートフォンは、多くの機種が1300万画素のCMOSを搭載している。1300万画素のスマートフォンのほとんどは、ソニー製の最新センサー「Exmor RS」を採用していると推測されるが、同じセンサーを使っていても、各社が独自にチューニングを行なっているので、画質はメーカーごとに異なってくる。
■標準カメラアプリの基本機能で比較
スマートフォンでは、標準搭載されているカメラアプリで写真を撮影する。この標準のカメラアプリは、それぞれのメーカーが独自に開発しているため、モデルごとに違いがある。標準カメラアプリが搭載している、基本的な撮影機能を比較してみよう。
まず今回ピックアップしたスマートフォンは、すべてのモデルHDR撮影に対応している。HDR撮影は、逆光などで写真の一部が明るく・暗くなりすぎるのを防ぐという機能だ。今回ピックアップした機種に限らず、ほとんどのスマートフォンが搭載する、いわば標準的な機能でもある。
シーン別の撮影モードや自動シーン判別機能は、iPhone以外のすべてのスマートフォンが搭載している。これは夜景や人物など、典型的な撮影シーンを自動認識し、専用のセッティングで撮影するというもの。カメラに詳しくない人ほど嬉しい機能だ。iPhoneはAndroidスマートフォンに比較すると、カメラアプリの機能が少ないのだが、シーン別撮影モードもないため、不得意な撮影シーンがあるのが困りものだったりする。
《RBB TODAY》
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