【Interop 2013 Vol.67】ロジックベインのフィールドエンジニア向けネットワーク管理ツール
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ネットワーク機器のコンフィグ情報の一元管理や設定変更が行なえるNCCM(Network Configration Change & Managemet)分野のツールは他社にもあるが、ロジックベインの担当者によれば「従来この種のツールは据え置きのサーバ型が主流で、特定の企業や組織のために利用するものでした。我々のツールは発想がまったく逆で、ネットワークのフィールドエンジニアがノートPCにNet StreetDancerをマウントし、現場で使えるように配慮しています。持ち運びができることが他社にない差別化のポイントです」と説明する。
Net StreetDancerは、いわゆる「Tera Term」に代表されるターミナルソフトの代わりに使われるものだ。「現場でよく使うコマンド類をメニュー化でき、マクロも簡単につくれて、新人技術者でもすぐに対応できる点がポイントです。マルチベンダー対応でシスコやジュニパーのほか、30社ほどのネットワーク機器メーカー製品をカバーしています。従来のサーバ型と同様の用途でも100台までのネットワーク管理ツールとして利用できるため、中小企業の管理者にもお勧めです」。
またNet StreetDancerは、Configrationの世代管理はもちろん、「バルクチェンジ」のように大変ユニークな機能もが多い。「Net StreetDancerのバルクチェンジ機能は、たとえば各々の機器に対して、Host名やアクセスリストのパラメータなどユニーク値で設定したい場合にも対応できる点が大きな特徴です」という。
さらに、「現在のConfigrationを、今後投入する予定のConfigrationに変えるために、パラメータの差分をあぶりだした上で差分を埋めるコマンドを逆引きではじき出し、そのコマンドを自動で投入してくれる便利な“チェンジアドバイザ機能”も開発しているところです」とのことだ。
《井上猛雄》
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