サイバーAと凸版印刷、商品に近づくとクーポン情報などをスマホに配信するO2Oを実験
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具体的には、埼玉県越谷市の「イオンレイクタウン」1F食品売り場の商品棚に、「Cylseeジオ」のコンテンツ配信用Bluetooth機器を、10か所設置。一方で、参加者(89名)に「Cylseeジオ」専用アプリがインストールされたAndroid対応スマートフォンを貸与した。参加者が、食品売り場にある特定商品の棚に近づくと、位置に応じて参加者のスマートフォンにクーポンや特売情報がPUSH配信される仕組みとなっている。
「Cylseeジオ」はBluetoothをバックグラウンドで探知するため、他のアプリを利用している状況でもスマートフォンにコンテンツを配信することが可能。このトライアルは、イオンが「The Consumer Goods Forumグローバルサミット2013」の参加者向けに行う、店舗見学プログラムの一部として提供され、新たな販売促進手法として検証が行われた。
今後両社は、本トライアルの結果をもとに、「近くを通るだけで配信される交通広告や屋外広告」「店に入ると自動的にスマートフォンに来店ポイントがたまる仕組み」「特売商品でつくるレシピ配信」といった、商業施設や店舗での実用化・商品化を推進する計画だ。さらに、ビッグデータの活用にも取り組む。
《冨岡晶》
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