【新連載・浅羽としやのICT徒然】SDNの基礎の基礎(前編)
エンタープライズ
ソフトウェア・サービス
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
【Interop 2013 Vol.58(動画)】SDN/OpenFlowとは?
-
【Interop 2013 Vol.51】日立製作所、SDNの技術をキャリアネットワークに用いるソリューション

SDNは、そのまま訳すと「ソフトウェア定義によるネットワーク構築」となります。しかしこれでは、いまひとつどういうネットワーク構築ができるようになるのかがピンと来ません。そこで「ソフトなネットワーク構築」とか「ソフトでネットワークする」などと、少し言い換えて考えてみるとどうでしょう。こちらの方が言葉としては親しみやすくはなりますが、それでもまだ「ソフトなネットワーク」や「ソフトでネットワークする」が、一体どんなモノやコトを指しているのかがイメージしにくいでしょうか。
では、その対立概念と思われる「ハードなネットワーク構築」や「ハードでネットワークする」ではどうでしょうか?こちらであれば身の回りにもいくつかそういうモノが見つかりますので類推しやすいかもしれません。例えば、電気、ガス、水道のネットワークなどは地中に水道管やガス管や、空中に送電線等を張り巡らしていますから、かなりハードなネットワークの感じがします。道路や鉄道も、舗装工事をして道を作ったり、線路を張り巡らせたり駅を作ったりしますから、ハードでネットワークしていますね。つまり、電線や土管やアスファルトや線路のように、目に見える固いもので、固定的に作られているのが「ハードなネットワーク」ということになりそうです。これらのハードなネットワークは、ネットワークインフラと呼ばれることもあります。
《RBB TODAY》
特集
この記事の写真
/