日立、「Suica」のビッグデータを活用した駅エリアのマーケティング情報提供サービスを開始
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日立とJR東日本は従来より、改札通過データから旅客流動を多角的に分析する技術、典型的な移動パターンから駅の利用目的(住宅エリア/勤務エリア)を推定する技術、大量のデータを効率よく処理するためのビッグデータ処理基盤の構築などの研究を重ねてきた。
「日立 交通系ICカード分析情報提供サービス」では、JR東日本から個人情報を含まない交通系ICカード「Suica」の履歴情報の提供を受け、日立のビッグデータ解析技術により分析し、首都圏における駅エリアの利用目的や利用者構成などをレポートとして提供する。
具体的には、主に駅エリアを中心にビジネスを展開する企業に向け、毎月定期的に、駅の利用状況の分析データをさまざまな分類でまとめた「駅利用状況分析リポート」を提供する。駅の利用者の性年代構成をはじめ、利用目的(訪問者/居住者など)や滞在時間、乗降時間帯などを、平日・休日別に見える化する他、これらの情報と独自の評価指標を用いて特徴を抽出することにより、駅のタイプ(住居/商業/オフィスなど)を割り出すなど、多岐にわたるマーケティング情報を網羅したとのこと。
《冨岡晶》
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