CTC、複数データセンターを仮想的に1つに統合するソリューションを提供開始
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本ソリューションでは、遠隔地のデータセンターのサーバ、ストレージ、ネットワークの各リソースを仮想化して、1つのITインフラとして統合する。クラウド管理ソフトで、各リソースをソフトウェアで制御し、運用管理、システムの構成変更、ITリソースの準備、利用がセルフサービスポータルを通して実施可能となる。運用コストは約3割の削減が期待でき、通常は待機状態にあるバックアップ用のITリソースの有効活用やIT資産コストの最適化にもつながる見込みだ。
CTCが保有する横浜と神戸のデータセンターにデモンストレーション環境を7月より設置し、プライベートクラウドなどで複数のデータセンターを利用中の企業やデータセンター事業者向けに営業展開する。CTCの横浜と神戸のデータセンターに用意した異なるシステム構成のITインフラを仮想的に統合し、CTCの大崎オフィスから、専用ポータルで制御する環境を構築。実際に、横浜や神戸のデータセンターでシステム状況を確認することも可能となる。また、9月に、横浜とマレーシアのデータセンターをつないだ仮想統合ソリューションの実証実験も計画中だ。
なお、マルチベンダー環境で、地域的に離れた複数のデータセンターを仮想化し、ソフトウェアで統合管理するソリューションの提供は国内初とのこと。
《冨岡晶》
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