PCとインターネットで実現するウェブ会議システム……『OmniJoin』導入レポート
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つまり、一般的なテレビ会議システムの機能をほぼ揃えているが、クラウドサービスでもあるため、特別なハードウェアを用意する必要もなく、月額使用料だけで高品質なウェブ会議が実現できるということになるわけだ。使用料は、もっとも安価なタイプで1ユーザー6,500円/月からとなる。使うユーザーが多ければ、アカウント数無制限のエンタープライズ向けのプラン(79,800円/月~)も用意されている。なお、会議のセッションは、一番安価なプランからでも128bit SSLによって暗号化されている。
実際にデモを見学した。進氏によれば、クライアント側のインスタントメッセンジャー(IM)のインストールは1~2分くらいで終わったという。まず『OmniJoin』にログインし、「会議室」を開く。すると会議室のURLが発行されるので、それを会議の参加者と共有しブラウザからアクセスしてもらう。会議室を作成した「議長」であれば、参加者を許可したり発言ができないオブザーバーとしての参加などの制御も可能だ。実際のインドネシアオフィスとの接続は、現地に会議室を作成してもらい、日本側からそこに参加するという形で行われた。その後、音声での打ち合わせ、ファイルを見ながらの会議をおよそ15分ほど行った。
会議終了後に、進氏に使い勝手や感想を聞いてみた。「スカイプで会議をしていたときは、音声が途切れたり、カメラ画像がうまく動かなかったりしていましたが、『OmniJoin』は、それが見られなかったのが驚きです」と、簡単なシステム構成でも安定した会議ができたことに手ごたえを感じていたようだ。
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