携帯キャリア各社、“声”による緊急地震速報を導入へ
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今年4月13日、淡路島付近においてN6.3の地震が発生し、近畿・中国・四国地方で緊急地震速報が発表された。そのとき、2007年10月に緊急地震速報が開始されて以降、初めて緊急地震速報が発表された府県も多かった。そこで、気象庁が行動調査を実施したところ、「緊急地震速報」自体の認知度は約8割と高かったが、「音や映像ですぐに(速報と)わかった」という人は3割台にとどまった。また従来のブザー音に加えて、「声によって緊急地震速報であることを伝えてほしい」との要望が高かったという。
これを受け、携帯キャリア各社では、緊急地震速報をより分かりやすく伝達するため、ブザー音の後に声で「地震です」と読み上げることにしたとのこと。これにより、従来のブザー音を知らない人でも、緊急地震速報であることが理解しやすくなる見込み。詳細な導入時期・対応機種は、今後、ホームページなどで発表される。
《冨岡晶》
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