1日単位の総量規制プランが使いやすい! 月額980円、NTT ComのLTEの実力を試す
      ブロードバンド
      回線・サービス
    
注目記事
- 
  【動画解説】PDF編集ならAdobe Acrobatの代替ソフト「PDFelement」 
- 
  ビックカメラ、LTE通信&Wi-Fi対応のオリジナルSIMカードを提供開始……月額945円 
- 
  NTT Com、月額980円のLTEサービスの機能強化……SIMフリー「iPad mini」対応など 
 
      NTT Comが提供する「OCNモバイルエントリー d LTE 980」は、月額980円の低額LTEサービスのひとつ。この価格で下り最大112.5Mbpsの理論値に対応しており、同価格帯のサービスの中では最高速度である。通信制限は1日30MBまでで、30MBを超えると200kbpsまで通信が制限される仕組み。1日30MBというと1ヵ月で900MB弱。リッチコンテンツを多用するユーザーにとっては余裕のある容量とはいえないが、月間の通信容量に上限が定められていないのが面白いところで、利用スタイルによっては値段以上の使い勝手も期待できる。なお他社の同価格帯サービスを見てみると、3日で〇〇MB以内や1ヵ月で〇〇MB以内といった制限のかけ方が主流で、1日単位での利用制限は現状「OCNモバイルエントリー d LTE 980」だけとなっている。
今回は実際にこのサービスを使ってテストしてみた。
■大型コンテンツはWi-Fiで
まず1日のLTE回線使用上限が30MBという仕様上、向かない利用スタイルを確認しておこう。電子書籍や音楽配信などのリッチコンテンツのダウンロードサービスだ。
電子書籍は、特にマンガの場合、1冊あたり40MB前後になるものも多い。1ヵ月単位や数日単位での総量規制であれば、たまに外出先でダウンロードする分には調整も可能だが、1日単位での総量規制を行う本サービスの場合、LTE回線経由で1冊買えば、それだけでその日は200kbpsに通信制限される可能性が高い。そのため、出先で電子書籍などを買うことが多いというスタイルの人は、これまでのスタイルを諦めざるを得ないだろう。
ただし、この手のコンテンツダウンロードサービスは、一度ダウンロードしてしまえばオフラインで閲覧することも可能なものが多い。自宅などにWi-Fi環境があり、コンテンツダウンロードはWi-Fi経由と決めてしまえば、クリアできる問題だ。
同じく、大容量のものが多いアプリなども、極力自宅のWi-Fi環境でダウンロードするようにすれば、かなり通信容量に余裕を持てるだろう。Android端末の場合、現在Playストア(Googleのアプリストア)の設定で、「Wi-Fi接続時のみ自動更新を行う」という項目も用意されている。新規ダウンロードだけでなく、自動更新もファイルサイズがかさばりがちなポイント。この設定も見直しておくといいだろう。
《RBB TODAY》
特集
この記事の写真
     / 
  
関連ニュース
- 
        ビックカメラ、LTE通信&Wi-Fi対応のオリジナルSIMカードを提供開始……月額945円ブロードバンド
- 
        NTT Com、月額980円のLTEサービスの機能強化……SIMフリー「iPad mini」対応などブロードバンド
- 
        Google I/O 2013 基調講演……「Google Play game」など新サービスや、SIMフリー版GALAXY S4も発表ブロードバンド
- 
        ASUS、3G対応SIMフリーの7型タブレット「ASUS Fonepad ME371MG」を日本で発売IT・デジタル
- 
        月額980円のLTE通信、「OCNモバイル エントリーd LTE 980」がスタートエンタープライズ

 
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
          