ソフトバンクモバイル、「高精度衛星測位サービス利用促進協議会」への参加を表明 | RBB TODAY

ソフトバンクモバイル、「高精度衛星測位サービス利用促進協議会」への参加を表明

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「高精度衛星測位サービス利用促進協議会」ロゴ
「高精度衛星測位サービス利用促進協議会」ロゴ 全 3 枚
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 ソフトバンクモバイルは25日、「高精度衛星測位サービス利用促進協議会(QBIC)」への参加を発表した。あわせて、同社取締役専務執行役員 兼 CTOの宮川 潤一氏が、QBICの諮問委員会のメンバーとして参加する。

 「高精度衛星測位サービス利用促進協議会(QBIC)」は、衛星測位利用推進センター(SPAC)が中心となって7月26日に設立する新組織。準天頂衛星システムが4機体制となることに備え、SPACを中心に民間企業約200社(設立時点)が参加して設立される。

 QBICでは、準天頂衛星システムのサービス活用を想定する民間企業が、国内・アジア・太平洋地域でビジネス展開するために必要となる業界横断的な課題を、議論し意見集約を行い、政府へ提言し対応を促す。政府もQBICに、内閣官房、内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省など、政府関係省庁も広く横断的に参加する。

 準天頂衛星システムが4機体制となることで、常時高精度測位サービスが可能となり、2010年代後半には「G空間社会(地理空間情報高度利用社会)」が到来すると予測されている。ソフトバンクモバイルは、これまでにも準天頂衛星初号機「みちびき」を利用した実証実験を行っている。今秋にはソフトバンクグループとして、「みちびき」を利用した新たな大規模実証実験を行う予定だ。

《冨岡晶》

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