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国内サーバー市場産業分野別動向、x86サーバーの出荷台数でITサービスがトップに

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国内サーバー市場  産業分野別出荷額構成比(京を除く)、2012年
国内サーバー市場 産業分野別出荷額構成比(京を除く)、2012年 全 2 枚
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 IDC Japanは25日、国内サーバー市場産業分野別動向を発表した。8つの産業分野(金融、製造、流通・卸・小売、通信・メディア、ITサービス、官公庁、文教、その他)におけるサーバー市場を分析したもの。

 これによると、2012年の上位3分野の出荷額構成比は、金融が21.4%、製造が19.1%、通信・メディアが13.3%を占めた。とくに金融は、前年から2.8ポイントアップしている。メインフレームで多数の大型案件があり、金融におけるメインフレームの出荷額構成比は、過去最大の58.5%を記録した。一方製造では、2010年以降、x86サーバーの出荷額構成比が増加傾向を示しており、2012年は過去最高の66.8%を占めた。

 一方、通信・メディアの出荷額は、前年比10.7%減。前年にあたる2011年は、スマートフォン等のモバイルデバイスの普及によりインターネットアクセスが急増し、通信業のサーバーインフラの増強が急ピッチで進み、出荷額が大幅増(前年比13.5%増)だったが、2012年は、その反動を受けた。

 2012年の国内x86サーバー市場における出荷台数では、ITサービスがトップとなり、2011年までトップを維持してきた製造業を初めて抜いた。

《冨岡晶》

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