国内サーバー市場産業分野別動向、x86サーバーの出荷台数でITサービスがトップに
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これによると、2012年の上位3分野の出荷額構成比は、金融が21.4%、製造が19.1%、通信・メディアが13.3%を占めた。とくに金融は、前年から2.8ポイントアップしている。メインフレームで多数の大型案件があり、金融におけるメインフレームの出荷額構成比は、過去最大の58.5%を記録した。一方製造では、2010年以降、x86サーバーの出荷額構成比が増加傾向を示しており、2012年は過去最高の66.8%を占めた。
一方、通信・メディアの出荷額は、前年比10.7%減。前年にあたる2011年は、スマートフォン等のモバイルデバイスの普及によりインターネットアクセスが急増し、通信業のサーバーインフラの増強が急ピッチで進み、出荷額が大幅増(前年比13.5%増)だったが、2012年は、その反動を受けた。
2012年の国内x86サーバー市場における出荷台数では、ITサービスがトップとなり、2011年までトップを維持してきた製造業を初めて抜いた。
《冨岡晶》
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