3Dプリンタをファッションデザインに活用する可能性……ストラタシス・ジャパン
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同コレクションは「バスケットボールが進化した架空のスポーツのためのウェア」をテーマに、「地下の荒涼としたスタジアムで若者たちがバイクに跨り、バスケットに似た架空のスポーツでボールを奪い合うプレイヤーの姿」をイメージ。プレイヤーたちがユニフォームの上に着用する「筋肉や体内等の複雑な造形のイメージと数字を組み合わせたビブス」の部分で3Dプリンタを利用した新しい造形技術が使われた。
中里氏はもともと衣装の身体性に関心が深いとのことで、今回のウェアも激しい衝突で生身の筋肉が剥き出しになったような色、テクスチャ、形状となっている。この筋肉形状はストラタシスの3Dプリンタ「Connex500」によって造形され、材質には透明で柔軟性のあるストラタシスの樹脂マテリアル「Tangoシリーズ」を用い、造形後に着色している。
中里氏は、「衣服はこれまで、布という平面を縫い合わせて立体を造形してきましたが、樹脂素材がもっと進化して生地に近いものになれば、縫製のない立体的な服を3Dプリンタで簡単に作れるようになる。どんな難しい形状でも、想像した通りに作れるのです」と、その可能性についてコメントした。
《白石 雄太》
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