ソニーとパナソニック、業務用次世代光ディスク規格を共同開発へ……1枚あたり300GB以上
エンタープライズ
企業
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
ドコモとNTTBP、「Echika表参道」で次世代高速無線LANのトライアルを実施
-
NECとHP、エンタープライズ領域で戦略提携……次世代サーバーに先進技術を投入

両社はこれまで、ブルーレイディスクフォーマットをベースにして、光ディスクの強みを活かす商品開発に取り組んできたが、今後拡大が期待されるアーカイブ市場に対応するには、将来にわたり、光ディスク1枚あたりの記録容量を上げることが必須であるとの考えが一致し、本合意に至ったとしている。
ソニーは放送業務用機器「XDCAM」で培った光ディスク技術を元に、コンパクトなカートリッジに12枚の光ディスクを内蔵し、1つの大容量ストレージとしてファイルベースで扱う、オプティカルディスク・アーカイブシステムを2012年9月に製品化。一方パナソニックは、2013年7月に、光ディスクストレージ装置「LB-DM9シリーズ」を発売。100GBの光ディスク12枚を収納する薄さ20.8mmの専用マガジンを最大90本収納することで108TBの大容量化を実現している。
今後両社は規格の仕様や開発項目などの協議を継続。それぞれが有する技術をベースに開発効率を高め、2015年内をめどに、1ディスクあたりの記録容量を300GB以上とする光ディスクの開発を目指す。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/