ネットドラマ、エミー賞初候補入りの快挙……話題の「ハウス・オブ・カード」10月日本上陸

　映画『セブン』や『ソーシャル・ネットワーク』などのヒット作で知られる鬼才デヴィッド・フィンチャー監督が初めてドラマシリーズに進出した話題作「ハウス・オブ・カード野望の階段」が、映画チャンネル「イマジカBS」およびスマホ向け放送局「NOTTV」の2チャンネルで、10月9日より放送される。

　同作は、1990年イギリスBBCで放送された同名ドラマをベースに、『セブン』で組んだフィンチャー監督とアカデミー賞俳優ケヴィン・スペイシーが再びタッグを組み、総製作費100億円をつぎ込んで新たにドラマ化。動画ストリーミングサービスのネットフリックスで配信されたネットドラマでありながら、ケヴィン・スペイシーをはじめロビン・ライト（『ドラゴン・タトゥーの女』『フォレスト・ガンプ/一期一会』）らを起用した豪華キャスト陣にも注目が集まる。さらに先日発表された米テレビ界最大のイベント「エミー賞」ノミネーションに、作品賞や監督賞、主演男優賞、主演女優賞など全9部門に名を連ねた。ネット配信番組がノミネートされるのは史上初の快挙として大きな話題となり、受賞に期待がかかる。

　同作は、大統領選勝利の立役者でありながら、その大統領に裏切られ、復讐に燃える辣腕政治家フランク・アンダーウッドが、ワシントンの政界で人事と政策を操り大統領失墜を企てる、小気味良い痛快なパワーゲームを描く。

　「ハウス・オブ・カード野望の階段」はイマジカBSおよびNOTTVで、10月9日より毎週午後11時放送。なお、9月15日午後9時より第1話・2話を先行放送する。