『ワールド・ウォー Z』本日公開 ブラッド・ピットが語る「家族のため」 | RBB TODAY

『ワールド・ウォー Z』本日公開 ブラッド・ピットが語る「家族のため」

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ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、息子たちのマドックス(左)とパックス(右) Photo by Lucian Capellaro/Getty Images for Paramount Pictures International
ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、息子たちのマドックス(左)とパックス(右) Photo by Lucian Capellaro/Getty Images for Paramount Pictures International 全 8 枚
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 ブラッド・ピット主演のディザスターパニックムービー『ワールド・ウォー Z』が本日10日公開となる。家族のために職を辞した元国連職員、ジェリー・レインを演じるとともに、プロデューサーも兼任しているブラッドは、本作を製作した理由も自身の“家族のため”と語っている。

 原作はマックス・ブルックスによって2006年に発表された、感染による終末後を描いた小説「World War Z: An Oral History of the Zombie War」(日本では「ワールド・ウォー・ゼット」として2010年発売)。この作品を映画化しようと思ったきっかけについてブラッドは「率直に言って、息子たちが楽しめるものにしたかったんだ」と口にする。「僕はみんなが楽しめる夏の大作をやりたかったんだ。彼(ジェリー)は飛べるわけでも、弾丸を止められるわけでもない。経験をもとに それが何かを突き止めるしかない、どこから始まったのかもわからないものをね。各国が感染し侵され、どうやって阻止するかを突き止めなければならない。面白い話だよ」。

 小説ではカオスとなった世界を生き残った者たちの記録がそれぞれ一人称で語られ展開していくが、映画ではジェリー一人の視点で物語が進んでいく。その理由について「全くオリジナリティーを出せないならやらなかった。(原作の)マックス・ブルックスの本はもっとグローバルな視点なんだ。拡散したパンデミックに直面し、それが何で どこから始まり どうやって止めるのかわからない。いままでの大作はここでリアリティがなくなっていくけど、この映画は 現実に基づいているし、共感できる。世界的な規模の映画に仕上がったよ」とブラッドが説明する。「いつも通り1日が始まったと思ったら、突然全て崩れ始め 大変なことになる。どうせ見たことあるような話だと思っているなら驚くよ。これまでの映画と全く違うからね!」

 ブラッドの息子たちもこの映画をとても気に入っているそうで、ブラッドは各国のプロモーションで誇らしげに「息子もこの映画が大好きなんだ!」と語っており、長男のマドックスはなんと“Z”役で出演している事も明らかになっている。

 『ワールド・ウォー Z』は8月10日より全国にて公開。

配給:東宝東和

《RBB TODAY》

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