渡辺謙主演「許されざる者」がベネチアに続きトロント映画祭に正式出品決定
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
トロント国際映画祭は、北米最大かつ最多プレミア上映本数を誇り、アカデミー賞(オスカー)の前哨戦とも言われている映画祭。近年、本映画祭の最高賞である「観客賞」を受賞した作品では、「ライフ・イズ・ビューティフル」(99)や、最近では「プレシャス」(10)、「英国王のスピーチ」(11)、「世界でひとつのプレイブック」(12)などがあげられるが、そのいずれもがアカデミー作品賞にノミネートされている。
今回の出品に際し、渡辺は「トロント映画祭に参加が決まり、北米にもこの映画が伝わっていく事にとても嬉しく思います。多くの映画ファンに何が届けられるか、本当に楽しみです」とのコメントを寄せている。
本作はクリント・イーストウッドの映画史に残る傑作の日本映画化。1880年の明治維新期を舞台に、かつて“人斬り十兵衛”と恐れられた剣士が、二度と刀は抜かないと誓い隠遁生活を送りながらも、幼い子どもたちのためとの生活のために再び刀を取り、戦いへ身を投じていく姿を描く。本映画祭の最高賞である「観客賞」受賞の名誉に輝けば、北野武監督作「座頭市」(03)以来の快挙となる。
映画「許されざる者」は9月13日公開。
《花》
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