富士通のDRクライアント、「OpenADR2.0b」の認証を世界初取得
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「DR」は、電力供給の逼迫時に、需要家に対して節電を要請し、電力の需給バランスを維持する仕組み。DRに対応したソフトウェアが、HEMSやBEMSなどのエネルギーマネジメントシステムに広く搭載されることで、次世代電力需給システムが実現すると期待されている。「OpenADR」は、その中核となる、電力事業者と需要家の間で迅速かつ効率的に連携するための自動DR(Automated Demand Response)技術の標準規格だ。
DRクライアント機能ソフトウェアは、OpenADR2.0bに準拠した通信手順のためのメッセージ処理機能と、クライアントに共通な管理機能を提供するものとなる。アプリケーションを効率的に開発するためのAPI(Application Programing Interface)も備えている。
今後富士通では、ビル管理システムベンダーや、BEMSやHEMSのアグリゲータへ、DRクライアント機能ソフトウェアを用いたソリューションを提供していく計画だ。また、OpenADR2.0bに準拠したDRサーバ機能(VTN:Virtual Top Node)ソフトウェアの開発も進める。
《冨岡晶》
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