スマホユーザー、ゲーム利用者は約6割……半数が毎日ゲームを起動

　MMD研究所は20日、スマートフォンユーザーのゲーム利用率、起動時間、よく利用しているゲームアプリなどに関する「スマートフォンゲームに関する調査（利用実態編）」の結果を公表した。

　調査期間は8月8日～11日で、スマートフォンを所有している15歳～59歳の男女566人が対象。

　まずスマートフォン所有者566人に、スマートフォンのゲーム利用について聞いたところ、ゲーム利用率は61.7％（349人）だった。また、これらゲーム利用者の半数は、毎日スマートフォンのゲームを起動していた。

　次に、スマートフォンゲーム利用者（N=349）を対象に、ゲームアプリの1日平均の起動時間を聞いたところ、もっとも多かったのは「10分～20分未満」で22.9％。次いで「5分～10分未満」が21.8％、「20分～30分未満」が18.9％、「1～5分未満」が13.5％となり、30分未満のユーザーが8割近くと大勢を占めた。なお毎日スマートフォンゲームを起動している人（N=180）では、1日の平均起動時間は「10分～20分未満」が23.3％、「20分～30分未満」が19.4％、「30分～1時間未満」が18.9％と、やや長めになる傾向が見られた。

　スマートフォンゲーム利用者（N=349）を対象に、スマートフォンでよく遊ぶゲームのジャンルについて聞いたところ、もっとも多かった回答は「パズル（61.3％）」で、以降は「アクション（21.8％）」「シミュレーション」（16.3％）が続く。具体的な人気ゲームTOP3は『パズル＆ドラゴンズ（22.6％）』『LINE POP（21.2％）』『LINEバブル（17.8％）』の順にランクインした。なお上位10位中、LINEが提供するゲームアプリが5タイトルを占めている。

　スマートフォンゲーム利用者（N=349）を対象に、スマートフォンのゲームでコインやアイテムなど獲得するために、友達・知人をゲームに招待したことがあるかを聞いたところ、23.8％の人が「招待したことがある」と回答。また、「招待されたことがある」と回答した人は56.7％だった。