今どきスマホユーザー、気になるのは圧倒的に「身だしなみ」より「電池残量」
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まず、「電池が切れた状態」を1時間以上我慢できないユーザーは、41.2%。そのうち7.4%は「15分未満」であってもガマンできないと回答している。そこで「電池残量の不安感」について尋ねると、33.8%が「半分以上の残量」(51%~100%の状態)でも「電池が切れないか不安に感じ始める」と答えた。電池切れになることはなるべく避けたいという心理からか、電池残量が過分にあっても電池切れを心配しているようだ。
次に「スマートフォン用のモバイルバッテリーをお持ちですか?」と尋ねると、所有率は50.8%(406人)に上った。やはり電池の持ちに不安を感じているユーザーが多いと推察される。モバイルバッテリーを週に1回以上利用するというユーザーは所有者全体の55.4%。持ち歩くシーンを尋ねたところ「必ず持ち歩く」が40.1%と、その日の予定に関係なく持ち歩いているユーザーが多く、さらに「長時間外出する際に」という条件で所有するユーザーも48.0%と多かった。
また「外出時、スマートフォンの電池残量について気になること」を尋ねると、43.6%のユーザーが電池残量を気にしていた。この数値は、「化粧や髪型が整っているか」の25.6%を大きく上回っており、“「身だしなみ」よりも「電池残量」を気にする人が多い”と言える。
そして、「スマートフォンの電池が切れてしまうことへの恐怖感」について尋ねたところ、77.9%が恐怖を感じており、「どのような事象が電池切れと同程度の恐怖感を与えるか」という質問では「財布を無くすこと」(33.3%)が1位となった。女性に限って見てみると、嫌がられるイメージが強い「ゴキブリなどの虫がでること」と同等に怖さを感じると答えたユーザーが約4人に1人の27.3%。さらに「人気のない夜道を歩く」に至っては36.5%にも上った。
なお、同調査では、モバイルバッテリー保有者の4割近くが「バッテリー自体を充電するのに時間がかかる」ことを不満に思っていることも明らかとなった。ソフトバンクBBはSoftBank SELECTIONから充電時間を短縮した「smart energy high speed 01」を8月30日に発売することを発表している。
《冨岡晶》
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