KDDI、「青森県森林づくり協定」締結 | RBB TODAY

KDDI、「青森県森林づくり協定」締結

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協定書交換の後、「au取扱説明書リサイクルの森 八戸」に集った関係者一同。
協定書交換の後、「au取扱説明書リサイクルの森 八戸」に集った関係者一同。 全 2 枚
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 KDDIは東日本大震災被災地支援として行っている東北地区の林業復興支援を拡充し、2日、青森県および八戸市との間で「森林(もり)づくり協定」を締結した。今後間伐材をauショップで配布する卓上カレンダー等に活用していくという。

 KDDI、沖縄セルラーは、携帯電話に同梱されている取扱説明書及び各種説明チラシなどをauショップ店頭でリサイクル回収を行い、その古紙売却金で森林保全を支援する「取扱説明書リサイクル活動」を実施している。この活動は2007年11月より実施しており、これまでに回収した古紙の総量は合計約8,828トンで、これは東京タワー2棟分以上の総回収量となる。古紙は製紙会社で再生され、同社が発行する広報誌、社内報、社内用封筒、社員用名刺や各種ノベルティなどに使用されてきた。

 昨年からは、東日本大震災の被災地支援の一環として「取扱説明書リサイクル活動」を通じて得た収益の一部を活用し、植林・間伐の支援、さらに間伐材の活用といった取り組みを行ってきた。今夏よりこれら取組みをさらに拡充し、青森県八戸市に5ヘクタールの「KDDI au取扱い説明書リサイクルの森 八戸」を設置、この森から排出される間伐材を活用していくことを決め、本日、青森県三村申吾県知事、八戸市奈良岡修一副市長と、「青森県森林づくり協定」を締結した。

 KDDIはこの間伐材及び「KDDI循環再生紙」を使用した卓上カレンダーを宮城県南三陸工場で制作し2013年11月下旬より全国のauショップ配布する予定だ。また今後、福島県・宮城県の各地域にも範囲を広げ東日本大震災で被害を受けた東北沿岸地域全県への支援を目指すとしている。

《木暮祐一》

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