メゾン・フランシス・クルジャン新香水は“命の水”
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構想から商品化まで18ヶ月を要したという今作は、クルジャン自身のバカンス中の体験からインスパイアされた香り。「暑く乾燥した日に原付バイクで走行していたとき、体を包み込み愛撫するような熱気を感じ、シンプルな生活の中にある美しさを発見した。生きることの美しさをイメージしてこの香りを作りあげた」とクルジャン氏。「アクアヴィタエ」とは、「命の水」を意味する。
トップノートは、マダガスカル産バニラと肌の温もりを表現するトンカビーン。汗ばんだ肌の塩気を感じさせるガイアックウッドと、風や空気をイメージしたヘディオンによるハートノートに、レモンとマンダリンが続く。「作曲家が音符、小説家が言葉を選ぶように、僕は適した香りを一つひとつセレクトする」と同氏。
メゾン・フランシス・クルジャンは、2009年に誕生。TPOに合わせてフレグランスを変える「香りのワードローブ」を提案。クチュールを意識し、ブランド名に「メゾン」を冠している。日本には昨年9月に上陸し、ベストセラーは、柑橘系の「アクアユニヴェルサリス(Aqua Universalis)」。
《くまがいなお》
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