『キャプテンハーロック』3Dにヴェネチア熱狂! 10分間のスタンディングオベーション
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同作は、アクションの迫力に感動したという映画祭側から、「ぜひ3Dで上映してほしい」と熱望され、急きょイタリア語字幕版の制作が決定。「アバター」のジェームズ・キャメロン監督からも「3Dが出来上がったらすぐに見せてほしい」との熱烈なラブコールを受けるなど、世界中で注目度が高まる中での海外初披露となったが、上映が終わると満員の会場は大きな拍手に包まれ、スタンディングオベーションは10分間鳴り止まなかった。ジェームズ・キャメロン監督も「空前の出来、もはやこれは伝説だ」と絶賛のコメントを寄せている。
海外でも人気の高い松本零士作品の映画化とあり、映画配給会社78の国と地域からオファーか殺到するというフィーバーぶりをみせている同作。原作の松本氏は、「漫画アニメーションの世界において地球上の国境はありません。国は違えど、それぞれが楽しんで観ています。(世界にむけて)話しかける言葉としても成り立つと思ったので、今回の『キャプテンハーロック』の製作にもOKを出しました」と、3D映画化に至った思いを語るとともに、今後は代表作「銀河鉄道999」や「クイーンエメラルダス」などの作品と「キャプテンハーロック」の物語とが連携して続いていく物語を描きたいとの構想も明かした。
なお、同映画祭にはほかに荒牧伸志監督、声優を努めた俳優・三浦春馬も出席した。
『キャプテンハーロック』は9月7日公開。
《花》
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