パパも一緒に楽しく“イクティブ”…イクメンに関する調査結果 | RBB TODAY

パパも一緒に楽しく“イクティブ”…イクメンに関する調査結果

エンタメ 調査
自分が子どもの頃の親との関係性 n=158
自分が子どもの頃の親との関係性 n=158 全 12 枚
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 育児×アクティブ=『イクティブ』。これが新しいパパと子のあり方だ---。「イクメン」には「育児も仕事もスマートにこなす」というイメージがあるが、父親の価値観や子どもの年齢などによって、できる育児の内容や育児参加の仕方は当然変化する。

 日本唯一の“イクメン”雑誌『FQ JAPAN』編集部が、「イクメンに関する実態調査」を実施した。調査結果では、変化していく「イクメン」の実態についてまとめた。

 『FQ JAPAN』の畑山護之編集長は、新たな育児スタイルを象徴的に『イクティブ』と呼ぶ。「父親の積極的な育児参加=イクメンであることは当たり前であり、そのスタイルはどんどん多様化している。中でも、外遊びを中心にアクティブな育児を実践している父親が多い。編集部ではこれを、育児×アクティブ=『イクティブ』として、新たな育児スタイルの象徴と捉えている」という。

 調査では
●親子関係は「共有する関係性」へ
●得意な育児はアクティブな「外遊び」
●子どもの日常を「動画」で残す
といったことがわかった。


●親子関係は「共有する関係性」へ

 昔は「親は絶対」という上下の厳しい関係性が当たり前だったが、現在では、親が絶対、あるいは子どもが絶対という考え方ではなく、子どもは親を見て学び、親も子どもの成長を見て学ぶ、「共有する関係性」が主流になっているようだ。

 週末、どの様な育児に協力したいと思っているかを聞いてみたところ、1位「外遊び、2位「おうち遊び」、3位「お風呂」と、アクティブに体を動かす育児がトップ3に入り、『イクティブ』の象徴とも言える結果になった。親と子の関係性について「自分が子どもの頃の親との関係性」と「現在の子どもとの理想の関係性」を比較してみると、現在と昔とでは、真逆の関係性に変化している。

●得意な育児はアクティブな「外遊び」

 得意な育児に関して年齢別に聞いてみたところ、3歳以上になると、アクティブな「外遊び」がどの年代でも1位となった。育児自体を楽しむ(得意とする)という「ポジティブ」さを持っている『イクティブ』なパパが多くなってきている。

 畑山編集長は、“一緒に楽しむ”育児のアイテムについて「サッカー、野球などの定番ボール遊びに加え、新定番となった感もある『ストライダー』(ランニングバイク)、さらにGIBBONの『スラックライン』(スポーツ綱渡り)のような、新スポーツに積極的に取り組む父親も登場している」と語る。

●子どもの日常を「動画」で残す

 子どもの日常を「ビデオカメラ」を使って「動画」で記録に残すのが『イクティブ』なパパだ。成長を記録に残すべきかどうかを聞いたところ、「残したいと思う」と回答した人はほぼ100%。「子どもの成長を感じられるシーンはどんな時?」という問いには、「日常のヒトコマ」89.9%、「特別な行事、イベントの時」10.1%という答えがあがった。

 記録の仕方では、1位「動画で残している」、2位「静止画で残している」という結果になり、どの様な方法で残しているかを聞いたところ、1位「ビデオカメラ」、2位「スマートフォン」、3位「コンパクトデジタルカメラ」となった。スマートフォンが普及して、動画や静止画を撮ることが増えてきているが、やはり「大切なシーン」は「ビデオカメラ」で逃さず撮影したい、と思うのが『イクティブ』のようだ。

 畑山編集長は、父子で一緒に遊んだ思い出は動画でリアルに残したいという傾向が強い、という。「撮影に使用するビデオカメラにも、例えばソニー『ハンディカム』のように、高性能な手ぶれ補正で子供と一緒に遊びながら撮影できるカメラをチョイスするなど、父親ならではのこだわりを発揮している」。


アンケート調査実施概要
●調査方法:インターネットクローズド調査
●実査期間:8月17日(土)~8月21日(水)
●調査対象者属性
全国
既婚/子どもありの男女
年齢不問
●調査対象者数 :217名
男性:158名
女性:59名

《高木啓》

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