“新店舗はフライターグ通り”。フライターグ渋谷オープン | RBB TODAY

“新店舗はフライターグ通り”。フライターグ渋谷オープン

エンタメ フォトレポート
銀座店でも使用されているシェルフにアイテムをディスプレイ
銀座店でも使用されているシェルフにアイテムをディスプレイ 全 16 枚
拡大写真
創立20周年を迎えるスイス・チューリッヒ発祥のバッグブランド「フライターグ(FREITAG)」は9月6日、渋谷店(東京都渋谷区神宮前6-19-18コマツローリエビル1階)をオープンした。銀座店に続く国内2店舗目。オープンに合わせデザイナー兼創業者のマーカスとダニエルのフライターグ兄弟が来日した。

店舗は奥行きがあり、明治通りからキャットストリートへと貫く。両ストリートから入店できる。「ここを見つけたとき、即決だった。明治通りとキャットストリートの両側にドアがあって、二つの通りを繋げるコンセプトが浮かんだんだ。店を道路にして、フライターグ通りを作ろうと思った」とフライターグ兄弟が説明するように、床面には道路の様に白線がプリントされている。天井から照らす照明は街灯を使用。片方の壁面には銀座店でも用いられている棚が設置されており、引き出しには商品の詳細が明記され、開けるとそのアイテムが入っている。キャットストリート側にはリペア工房を併設。

銀座店と大きく異なるのはその立地。大通りに面したロケーションだ。「ファンに探し訪れてもらうために、いつもわざと目立たない場所を選んでいるんだけど、渋谷店は違う。これは僕達のブランドをまだ知らない人に知ってもらうため。立地上人通りが絶えない。フライターグのターゲットはとても幅広いから、通り過ぎる人に僕らのブランドを身近に感じて欲しいんだ」

現在ファッション業界ではリサイクルより一歩踏み込んだモノ作り「アップサイクル」が隆盛している。トラックの幌などを用いて、バッグを製作しているフライターグはそのパイオニア的ブランド。1993年の創業当時は珍しい取り組みだったという。「フライターグを立ち上げようと思ったのは、インドへ初めて旅行した時。使ったものを何度も再利用する文化に圧倒された。当時は、まだリサイクル商品は普及していなく、インドの文化がインスピレーション源となった。僕達が初めて作ったメッセンジャーバッグはニューヨーク近代美術館に収蔵されている」

日本には年1回のペースで訪れているというフライターグ兄弟。東急ハンズとドンキホーテがお気に入りとのこと。今回の来日では浅草の合羽橋道具街でキッチンナイフを買ったという。

《MASAKO OGURA》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/

関連ニュース