【CEATEC 2013 Vol.3】JEITA半田理事「エレクトロニクス市場は少しずつ元気に」
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「Smart Innovation - 明日の暮らしと社会をつくる技術力」をテーマに、最新エレクトロニクス製品、電子部品、モバイル、次世代映像技術などの新たな技術革新とソリューション融合による新しいライフスタイルを提案していく。
展示ゾーンは電子部品、センシングデバイス、社会インフラ向け技術等を集めた「キーテクノロジーステージ」、4Kテレビをはじめとする次世代映像技術やスマートフォンなどの最新コミュニケーション、家庭用エネルギーシステムなどを集めた「ライフ&ソサエティステージ」、スマートモビリティ、スマートハウス、スマートヘルスケア、スマートSOHOなどの"スマート"技術提案を集めた特別展示「Lifestyle Innovation」の3つの展示分野に分かれる。
また年内に開催する東京モーターショー、ITS世界会議東京と連携し、車両デモ走行スペースを用意。試乗会や体験コーナーのほか、合同シンポジウムなども開催していく。
初日のキーノートスピーチではシャープ奥田会長、東芝佐々木取締役副会長、オービックビジネスコンサルタント和田社長が登壇する。他、JEITA企画として「始動!4K/8K時代」NHK放送技研、スカパーJSAT、KBS技研、NTT、ソニー、東芝、パナソニック各社から選出されたパネリストによるパネルディスカッションなどが開催される予定。
同時開催の国際会議IEEE GCCE2013では東京大学坂村健氏による「家電の未来」慶応大学村井純氏による「激論!テレビとスマホとインターネットの理想の生活空間とは?」などのシンポジウムが予定されている。
土曜日の一般公開日はワイヤレスパワーコンソーシアムと学研の協力により、ワイヤレス給電実験スピーカーづくりにチャレンジできるジュニア&キッズ電子工作教室など、親子で楽しめるさまざまな体験型イベントを予定。学生のための業界セミナーなども開催される。
JEITA理事の半田氏は「従来のCEATEC目玉であった(家電関連の)展示スペース減少については時代の流れ。全体的には日本の景気同様、エレクトロニクス市場は少しずつ元気になってきており、全体の小間数は昨年よりも増加している」「(開催地について)幕張メッセでの開催は少なくとも来年までは決定しているが、今後は他会場を検討する可能性も考えられる」と語った。
また、18日の記者発表会ではグリーンIT推進協議会による「グリーンITアワード2013」の発表・表彰式も行われ、ITの省エネ部門では野村総合研究所 総合東京第1センターが経済産業大臣賞を受賞。ITによる省エネ部門では東芝テック ペーパーリユースシステム・LOOPS循環型社会に貢献するエコ・プリンティングが経済産業大臣賞を受賞した。
《RBB TODAY》
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