タッチパネル式「ミュートウォッチ」とは? 日本で本格展開
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主な機能は「時計」「アラーム」「タイマー」のみ。表面をタップするとディスプレイパネルが明るくなり、LEDの数字がグラフィカルに浮かび上がる。その表示をフリックするだけで、各機能を選択できる。アラームにはサイレントバイブレーションを採用しており、モーションセンサーが使用者の動きを感知し、動きに合わせて振動強度が自動調節される仕組み。
このMUTEWATCHは、創設者のマイリー・ハマグレン(Mai-Li Hammargren)が、同じベッドで寝ている人を起こさずに自分だけが早起きするための時計がほしいと考えたのがきっかけで開発した。サイレントバイブレーションで時間を知らせるため、プレゼンテーション中など、アラーム音やバイブ音が禁じられている空間などでも安心して使用することができる。
2011年に発売されて以来、「シャネル(CHANEL)」のデザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)やアップル社共同創立者のスティーブ・ヴォズニアック(Stephen Wozniak)らが愛用。2012年には、ドイツのレッドドットデザイン賞を受賞した。
バッテリーは、USB接続での2時間程度の充電で3日から4日間持続。今後予定されている機能アップデートもUSB接続で行うことができる。水洗いも可能。
カラーは、ピュアブラック、ポピーレッド、インディゴブルーなど全6色。価格は、各2万2,050円。日本では、MoMAデザインストアやリステア・デジタルなどで取り扱われている。
北欧発、ラガーフェルド愛用のタッチパネル式「ミュートウォッチ」とは?
《中込公一》
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