ライゾマティクスのPerfume展 9月21日から | RBB TODAY

ライゾマティクスのPerfume展 9月21日から

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「Physicalizing Data by Rhizomatiks」
「Physicalizing Data by Rhizomatiks」 全 38 枚
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9月20日、21日より新宿・東京オペラシティ内NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)にて開催される「ライゾマティクス inspired by Perfume」展が、報道陣に向けて公開された。

本展では、メディアアート作品を発表している真鍋大度、石橋素率いるクリーティブ集団「ライゾマティクス(rhizomatiks)」が、2010年より手掛けているテクノポップユニット「パフューム(Perfume)」のための最先端メディア演出術が展示される。

エントランス右手は、Perfume “Global Site Project”第1弾で公開されたPerfume の3人の彫像に映像が投影されるインスタレーション「Physicalizing Data by Rhizomatiks」コーナー。ホログラフィックにより踊る生身のPerfume3人、あ~ちゃん、のっち、かしゆかが現出する。

エントランス左手を入ると、Perfume15曲目の楽曲である「Spring of Life」コーナー。同曲のMVで用いられたLEDが明滅するコスチュームが展示される。同曲が流れる中、衣装が光る。光演出を制御するプログラムコードが表示されたノートパソコンもディスプレイされている。

その次はPerfume “Global Site Project”第3弾を体験できる体感型の作品、「3D Scan System for Perfume」。三つのキネクトの中心に立つと、一瞬でスキャンされ、自分の3D像が同プロジェクトで用いられた演出でスクリーンに表示される。後方壁面には同プロジェクトでファン達が投稿した作品のパネル「Perfume "Global Site Project #003"」が展示される。

ラストの展示は「Perfume WORLD TOUR 2nd intro」。同ツアーとカンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル 2013」で着用した衣装が二つに分離されて展示される。楽曲「Spending all my time」が流れ、衣装にプロジェクションマッピングが行われる他、衣装が羽のように可変する。

ICC主任学芸員の畠中実氏は、「ライゾマティクスは“メディアアート”“エンターテインメント”という枠を越えたクリエーターだ。エンタメだから実験できる部分もあり、特にPerfumeのプロジェクトはそれを体現していると思う。Perfumeでの仕事にフォーカスしたのは真鍋君の提案」と話す。


【イベント情報】
ライゾマティクス inspired by Perfume
会場:NTTインターコミュニケーション・センター
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー4階
会期:9月21日から10月20日
時間:11:00から18:00(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日)
入場料:一般・大学生500円、高校生以下無料

ライゾマティクスのPerfume展公開。LED衣装やプロジェクションマッピング等先端作品登場

《編集部》

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