食卓のマストアイテム“インスタントスープ”、高支持率のポイントは「具」と「栄養」
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■お料理主婦の99%がインスタントスープを活用
まず料理をする主婦たちに「インスタントスープの使用」の有無について聞くと、1人を除く106人(99%)が「使用することがある」と回答した。「利用の目的」を聞くと、多かったのは「手軽におかずを1品増やせるから」が84%、以下「簡単だから」(82%)、「短時間でできるから」(78%)といった項目が上位となった。
また「インスタントスープの使用頻度」を聞くと、「1週間に1度以上のペースで使用」という人は、朝食では48%と、およそ半数になり、「昼食」(45%)、「夕食」(23%)での度合いを上回った。間食においても、「1週間に1度以上のペース」という人が13%、夜食においても8%存在し、幅広いシーンで利用されていることが伺える。
次に「インスタントスープを選ぶ基準」を聞くと、「スープの味」(95%)が最多で、「具の味」(67%)が次点、上位2項目にはやはり「味」に関する項目が並んだ。以降は「価格」(62%)、「カロリー」(37%)、「メーカー」(32%)が続いた。「現在使っているインスタントスープの満足度」について聞いたところ、87%が「満足」あるいは「どちらかと言えば満足」と回答しており、おおむね現在使用中のインスタントスープに満足していた。しかし一方で、「現在使っているインスタントスープに不満な点はありますか?」とたずねると、75%が「ある」とも回答している。
具体的な「不満に感じている点」をあげてもらうと、最多は「具の量」(56%)。以下、「塩分量」(30%)、「価格」(23%)、「栄養」(21%)といった回答が続いた。2位と4位が「栄養」に関する項目だが、具についても、最多の量だけではなく、5位「具の味」(20%)、6位「具の香り」(19%)があげられており、インスタントスープには、「具」と「栄養」という課題が残っていることが判明した。
■ポイントは“具材”、購入意向率は97%
東洋水産の「素材のチカラ」シリーズは、栄養成分を保つために、変性が起こりにくいフリーズドライ製法を採用。低温下で乾燥させることにより、こだわりの素材の味や栄養成分を活かしているという。今回の調査では、「素材のチカラ」シリーズを実際に食べてもらった上で、いくつかの質問を実施。まず、シリーズ全体的な満足度を100点満点で採点した結果、満点の「100点」と答えた人は、22%にのぼり、「90点以上」の回答をした人も77%と8割近くを占め、全体の平均点は「91.3点」となっている。アレンジのしやすさ、さっぱり系の味わいが支持され、「今後の購入意向」でも、97%が「今後、自身でも購入したい」と回答したとのこと。
東洋水産では今回、同社のインスタントスープ「素材のチカラ」シリーズのリニューアルを実施。新パッケージにて展開を進めていく予定だ。
《冨岡晶》
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