iPhone 5s/5c、発売初週に家電量販で最も売れたキャリアは? | RBB TODAY

iPhone 5s/5c、発売初週に家電量販で最も売れたキャリアは?

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iPhone 5s
iPhone 5s 全 4 枚
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■3キャリア出揃ったiPhone対決…発売初週を制したのはソフトバンク

 20日に発売されたiPhone 5s/5c。LTEのネットワーク、料金プランなど、ドコモを含めた3キャリアの比較が注目を集めているが、実際の売れ行きはどうなっているのだろうか。

 全国の量販のPOSデータを日次で収集し、製品ジャンルごとに集計した「BCNランキング」によると、9月16日~22日の期間の“携帯電話”売れ筋ランキングではソフトバンクの「iPhone 5s」(32GB)が1位を獲得している。2位も同じくソフトバンクの「iPhone 5s」(64GB)、3位にKDDIの前モデル「iPhone 5」(16GB)を挟み、4位にはKDDIの「iPhone 5s」(32GB)が入るという結果になった。なお、このデータにはキャリア直営店やアップル直営店の数字は含まれていない。

 iPhone 5s/5cは20日に発売されたため、実質20日~22日の3日間の数字ながらも、上位はiPhoneシリーズが独占。今回、ドコモのiPhone初参入が大きな話題を呼んだが、「iPhone 5s」「iPhone 5c」を合わせた初週の販売シェアではソフトバンクが44.7%で1位。次いで初参入のドコモが27.8%、僅差でKDDI(27.5%)が続く形となった。

 また、販売台数の比率は「iPhone 5s」が83.2%、「iPhone 5c」が16.8%と大きく開いている。昨年発売された「iPhone 5」の発売初週の数字と比べると、「iPhone 5s」だけでも約1.22倍、「iPhone 5c」を合わせた新iPhone全体では「iPhone 5」の約1.5倍の台数が販売されたとのこと。

 発売初週、家電量販店の販売実績ではソフトバンクが最も売れたキャリアとなった。「iPhone 5s/5c」の販売に関しては、ドコモやKDDIの店頭で契約手続き回線が込み合う状態が起きていたようだが、その辺りも初週の販売に影響したかもしれない。また、ドコモに関しては、spモードメールの利用が10月1日からとなることも、買い控えの要因として考えられる。何にしてもまだ始まったばかりの3キャリアによるiPhoneシェア争い。今後の売れ行きにも注目していきたい。

《白石 雄太》

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