2013年上半期のサイバー犯罪の検挙、4,093件で増加傾向……警察庁
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それによると、平成25年(2013年)中のサイバー犯罪の検挙件数は4,093件(前年同期比825件増、25.2%増)。そのうち、ネットワーク利用犯罪は3,057件(前年比127件増、4.3%増)だった。不正アクセス禁止法違反は817件で、574件増、236.2%増と、大幅な増加を見せた、コンピュータ・電磁的記録対象犯罪および不正指令電磁的記録に関する罪は219件で、124件増、130.5%増と、こちらも大きな増加となっている。
都道府県警察の相談窓口で受理したサイバー犯罪等に関する相談件数は、39,392件だった。こちらは前年同期比で242件増(0.6%増)と微増傾向。詐欺・悪質商法に関する相談は15,615件で6.5%増だったが、名誉毀損・誹謗中傷に関する相談は4,717件で11.5%減少となっている。
警察庁では、全国協働捜査方式およびサイバー犯罪特別対処班の活用を進めるとともに、新種のウイルスを検知する資機材等の整備・活用を推進する方針だ。
《冨岡晶》
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