Siセンサーコンロ2000万台突破…美味さの秘訣は「ガスの高火力」
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同イベントは「Siセンサーコンロ」の普及へ向けて開催されたもので、2008年4月以降、国内のガス機器メーカーが製造する全てのガスコンロ(一部ポータブルタイプなどを除く)は、消し忘れ消火機能などを標準装備する「Siセンサーコンロ」となり、2013年9月時点での累積出荷台数が2000万台を突破する見込み。発売から5年でおおよそ3世帯に1世帯の割合で普及している計算という。
会場では、同研究会のメンバー、日本ガス体エネルギー普及促進協議会の広瀬道明会長が「我々ガス業界関係者は、これまで非常に多かった天ぷら油による火災を撲滅しようと、安全性に優れ、しかもリーズナブルな価格でガスコンロを開発して標準化し、全国に普及させようと活動してきました。おかげさまで2000万台を超えることが出来ました」と挨拶。
加えて「最近のガスコンロは、非常に機能が高度化して利便性も高くなっていますが、やはり一番大事なのは安全だと思っています。まだまだ全体の普及率は3割なので、私どもに課せられた課題は、Siセンサーコンロをお使いでないお客様に切り替えてもらうことが、これからの最大テーマ。日本の全ての家庭にこのSiセンサーコンロが付くまで継続して活動していきたい」と、一層の普及加速に向けて意気込みを語った。
実際に、Siセンサーコンロの普及により、ガスコンロを原因とする火災は2005年に5700件あったものが、2011年には3700件まで減少する効果があったという。
会場では、10月1日から実施される「2000万台突破キャンペーン」のキャンペーンキャラクターに選ばれたコウさんが、自動で温度調節などをする最新のガス機器を使って「ジューシー黒酢チキン」の調理実演を実施、鶏肉を油で揚げるところから調理が始まり、黒酢を交えて強火で照りをつけるところまで手際よく調理する姿を披露した。
完成したジューシー黒酢チキンを試食した研究会の出席者は「本当においしいです」と満足げ、おいしさの秘訣について、コウさんは「ガスの高火力を使って、うまみを瞬時に閉じ込められるのが一番の特徴」と強い火力で調理できるガスの魅力をPRした。
《編集部》
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