パナソニック、個人向けスマホから撤退
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同社のAVCネットワークス(AVC)傘下にあるパナソニック・モバイルコミュニケーションズ(PMC)が担当する携帯電話端末事業を大幅に見直し、PMCが持つモバイル通信技術などのICT経営資源を、AVC社内の新規・成長分野に戦略的に再配置する。
AVCは、中期計画でAVとICTの融合によるBtoB事業など、新規・成長分野の事業強化を掲げて下り、今回の事業再編もこの一環。
PMCの国内通信事業者向けスマートフォンについて、2013年度下期以降の新製品開発を休止する。一方で、成長が期待される法人向けスマートフォンなど、新規事業の開発・推進や、AVC社内の共通技術開発を中心に、戦略的に再配置する。
PMCは、個人向けフィーチャーフォン(従来型携帯電話)の生産と、個人向けスマートフォンを含むこれまで販売してきた商品の顧客サポートに集中する。個人向けフィーチャーフォンの開発は、PMCからAVC傘下のパナソニック・システムネットワークスのコミュニケーションプロダクツ事業部に業務委託する。
法人向けスマートフォン事業は、PMCから、PSNのターミナルシステム・ビジネスユニットに移管する。これに伴って、PMCの継続事業に従事する社員は、原則としてAVC社内で再配置する予定。
パナソニック、個人向けスマホから撤退…2013年度下期で
《編集部@レスポンス》
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