意外と多い? 2012年度の「放送の停止事故」は690件
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それによると、2012年度の放送の停止事故は、総計690件。地上系・衛星系の放送では565件(うち重大な事故は38件、全体の約7%)、有線一般放送では125件(うち重大な事故は5件)となっている。なお重大な事故とは、基幹放送事業者の場合、親局で15分以上の放送停止などと定められている。
地上系・衛星系の放送の停止事故は、継続時間が15分未満のものが全体の約53%を占めており、発生要因としては設備故障がもっとも多かった。なお前年度に比べ、自然災害や人的要因による停止事故が大きく増加した。2011年度、2012年度ともに、7月~9月に比較的増加傾向が見られる。
有線一般放送の停止事故は、継続時間が2時間以上3時間未満のものがもっとも多く、設備故障や自然災害が原因である場合が多かった。こちらは2011年度、2012年度ともに、8月~9月に比較的増加傾向が見られた。
事業者による復旧措置の状況としては、事業者自ら復旧措置を取ることで放送停止事故を回復させている割合が多い。
《冨岡晶》
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