震災復興、地震対策、リニア…学生に聞く建築・建設業界
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
建設業界に特化した技術系人材派遣・人材紹介サービスを行なっているエヌ・アンド・シー(東京都港区)は、8月19~26日の8日間、18~29歳の大学生・大学院生を対象に「建築・建設業界に関する意識調査」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施し、2000名の有効サンプルを集計した。
◆推進すべきと思う公共投資
“アベノミクス”として安倍政権の掲げる経済政策が注目されているが、現役の大学生・院生は、その経済政策に対してどう思っているか。まず、どのような公共投資・公共工事を積極的に推進すべきと思っているのだろうか。
全回答者(2000名)に聞いたところ、「東日本大震災の被災地復興」が最も多く、次いで「首都直下型巨大地震対策」、「橋やトンネルの老朽化対策」、「学校の耐震補強」、「南海トラフ巨大地震対策」が続いた。
新エネルギーとして注目の集まる「メガソーラー(大規模太陽光発電所)新設」は32.4%となり、先月、走行試験を再開した「リニア中央新幹線(リニアモーターカー)」は27.0%、理系男子で特に高く、37.8%と約4割になった。
《高木啓》
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