『謝罪の王様』初日舞台挨拶
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“謝罪師”という架空の職業の男を主人公にした本作。ヤクザとのトラブルにセクハラ訴訟、息子の暴行事件を受けての大物俳優夫婦の会見に外交問題まで、様々な謝罪のレパートリーを駆使して解決へと導いていくさまをコミカルに描く。
阿部さんを始め、キャスト陣が登場すると会場は拍手と歓声に包まれたが、登壇陣の中で特別な意味での拍手を送られていたのは宮藤さん。ちょうどこの日、宮藤さんが脚本を手がけ、荒川さんも出演していたNHKドラマ「あまちゃん」が最終回を迎えた。会場の温かい拍手に宮藤さんは「いま、ここで映画を観てるってことは(『あまちゃん』を)見てないってこと?」とおどけつつも照れくさそう。
さらに「『半沢直樹』も終わったことだし、土下座と言えばこれです」と先日最終回を迎え、香川照之が見せた土下座が話題を呼んだ人気ドラマ「半沢直樹」を引き合いに本作をアピール。「香川さんと比べ、阿部くんの土下座の速いこと!」と阿部さんの土下座のスピードを絶賛。阿部さんも「スピード感です」とドヤ顔で語り会場は笑いに包まれた。
阿部さんと竹野内さんは、映画の舞台ともなっているニューヨークまで本作を携えてプロモーションに足を運んでいるが、ニューヨーカーの前で劇中でも重要な意味を持つセリフである「わきげボーボー、自由の女神」を振り付け付きで披露した。
竹野内さんは「まさかこれでニューヨークまで行くことになるとは…。タイムズスクエアの前でもやりました」と恥ずかしそうに語るが、現地の反応について「白い目で見られるかと思ったら、笑ってました」と明かす。
阿部さんは「あっちのコメディを見て、クレイジーだなと思ってたんですが、向こうの人から僕らが『クレイジー!』と言われて嬉しかったです(笑)」と現地の反応を喜んだ。
早くも阿部さん、宮藤さんとのトリオによる次回作の構想を問われた水田監督は、頭を指さし「この中にあります」と自信満々。もちろん、本作の興行成績いかんで次回作にGOサインが出るか否かが決まるが、「宮藤さんに『あまちゃん2』の前に(脚本を)書いてもらえると思います」と自信満々で語っていた。
『謝罪の王様』は全国東宝系にて公開中。
クドカン、「半沢直樹」の香川照之に負けぬ阿部サダヲの土下座を絶賛!
《text:cinemacafe.net》
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