ヤクルトレディが「全国一斉ピンクリボン運動」を実施
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期間中、ヤクルトレディはオリジナルのピンクリボンピンバッジを身につけ、乳がん予防啓発のチラシなどをユーザーに配布。乳がん検診の受診や早期発見・治療を呼びかける。
日本人の乳がん罹患率は増加傾向にあり、女性のがんの罹患第1位となっている。公益財団法人パブリックヘルスリサーチセンターのがん臨床研究支援事業における「乳酸菌摂取と乳がんの関連を検討するケース・コントロール研究」では、「子どものころも含めた過去の食習慣で『ラクトバチルスカゼイシロタ株』(乳酸菌シロタ株)を習慣的に取り入れていた人に、乳がん発症リスクの低減が認められた」という結果が出た。
ヤクルト本社中央研究所・食品研究部主任研究員の狩野光芳博士は、「乳酸菌シロタ株を含む乳酸菌飲料の摂取頻度が週4回以上の場合、週4回未満の人と比べて乳がんの発症リスクが35%低減することが認められました。乳酸菌には、数多くの種類がありますが、乳酸菌シロタ株を子どもの頃から習慣的に継続摂取することが、乳がん対策に役立つ可能性があると言えるようです」と述べている。
《大野雅人》
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