THE世界大学ランキング…東大、京大の国際性ポイント上昇
エンタープライズ
その他
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
トレンド予測“ハイテク教育の黎明期”… ICT機器がもたらす教育改革
-
イード・アワード2013「幼児教室」…七田チャイルドアカデミー、カワイ音楽教室が受賞

教育の質、国際性、産学連携における収入、研究の質、論文の被引用数の5項目で大学を評価するTHEの世界大学ランキングで23位に入った東大は、2年間で7つ順位を上げた。教育の質、研究の質の評価は、トップ10に入る米国や英国の大学に匹敵する評価を得ている東大が特に評価を上げたのが国際性だ。2011年のランキングでは、100点中23.0点だった東大の国際性は、2012年に27.6点、2013年には29.6点と評価を伸ばしている。
京大の順位も前年の54位から52位に上がった。評価対象となっている5項目の中でもっとも点数の低い国際性においても、2011年の21.1点から2012年は26.3点、2013年は27.5点と評価を上げている。
一方で、世界のトップ100大学に入ったのは、東大と京大の2校のみ。文科省が4月にまとめた「人材力強化のための教育改革プラン」や、自民党の参議院選挙公約が目指す「世界のトップ100大学に国内から10校」という目標にはおよばない。200位以内にランクインした国内の大学を見ると、東京工業大学が125位、大阪大学が144位、東北大学が150位となっており、100位以内に10大学までの道のりは長く、国内大学におけるレベルの底上げが必要だろう。
東大が順位を4つ上げ23位…THE世界大学ランキング
《湯浅 大資》
特集
この記事の写真
/