インテル、オープンソース・ハードウェア・プラットフォーム「Arduino」と連携
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「Arduino」は、エレクトロニック・プロトタイプの製作を簡単にすることを目的として、2005年に始まったオープンソース・ハードウェア・プラットフォーム。開発者やエンジニアではない普通の人でもインタラクティブな製品を作ることが可能で、製作者や教育関連のコミュニティで広く利用されている。Arduino LLCは、このオープンソース・ハードウェア・プラットフォームを開発する会社だ。
インテルGalileo開発ボードは、インテル アーキテクチャーをベースに、Arduinoとの互換性を備えた初めての開発ボードであり、製作者および教育機関コミュニティー向けにデザインされた。Linux上でArduinoソフトウェア・ライブラリとともに動作し、“スケッチ”と呼ばれる既存のソフトウェアの拡張性の維持、再利用が可能。低消費電力で小型のコアを備えたインテル Quarkプロセッサー・ファミリーの最初の製品となる、インテル Quarkシステム・オン・チップ(SoC)X1000を搭載する。
インテルとArduinoコミュニティは、インテルGalileo開発ボードを基に、インテルのテクノロジーの持つ性能や拡張性、可能性を備えた将来の製品の実現に向け緊密に連携していくとしている。また、この一環として、クルザニッチ氏は、今後1年半にわたり、インテルGalileo開発ボード5万枚を、世界中の大学1,000校に寄贈すると発表した。インテルはすでに、世界各地の大学17校と、インテルGalileo開発ボードを利用したカリキュラムの構築に着手しているとのこと。
《冨岡晶》
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