ジバンシィは、アフリカと日本のエレガンスをクチュール技術で表現【14SSパリウィメンズ】
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テーマは、アフリカと日本の文化の衝突。そのイメージは、円形のショー会場の中央で衝突して積み重なり、煙を上げる車のオブジェでも提示された。
アフリカの民族衣装を、ドレープを施したアースカラーのドレスで表現。スパンコールや細いリボン状のレザーの刺繍やジャージーの細かいプリーツなどの繊細な作業はほとんどがオートクチュール職人によるもの。四角い布にスパンコールの総刺繍で表現されたのは、メンズコレクションでも登場したアフリカのお面モチーフだ。
日本的な要素は、着物風の袖がついたテーラードジャケットや、着物の袷をイメージしてラペルを二重にしたブルゾン、カシュクール風のトップス、ロングスカートに重ねた帯のようなミニスカートなどで表現されている。色は黒を用い、サテンやレザー、オーガンジーなど異なる質感の素材を組み合わせた。
その他、サスペンダーでパンツやスカートをたくし上げてドレープを寄せたり、パンツにグラフィカルな切り替えしを用いたりしているのも今季の特徴。
足元はアフリカの民族が履くようなフラットサンダル。ビニールやレザーを素材に、スタッズやビジューを飾った。
《編集部》
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