「ディカプリオが未来の男性像」シセ【14SS東コレ】
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前シーズンのインスピレーション源でもあった、デザイナー松井征心の”ヒーロー”の1人、レオナルド・ディカプリオからイメージを膨らませ、彼が映画「華麗なるギャッツビー」で演じた1人の男性の一生をコレクションに落とし込んだ。
フロントにケーブル模様のラインが一本走るニットや、白いシャツ、チェスターコート、腰にシャツを巻いているように見えるデザインのパンツ、プリーツスカートなど、中性的な内面を持つ、ナイーブな少年のようなスタイルからスタート。リアルなボタニカル柄は、ギャツビーが最愛の人と再会するシーンからインスパイアされている。斜め掛けした大きなトラベルバッグは「ポーター(PORTER)」とのコラボレーションアイテム。
途中から、ゴールドの幾何学模様の刺繍や、ストライプのサテンのスーツなど華やかでフォーマルなモチーフ加わり、成長した大人の男性のスタイルを提案した。最後は、丸いシールで夜景を描く現代アーティストの大村雪乃の作品を表現したジャカード生地で仕立てたシリーズ。六本木や東京タワーの夜景が描かれている。
「自分ももう32歳。今回はこれまでずっと追及してきた”少年性”から距離を置き、未来の男性像を表現してみたかった。ブランドとしても一歩前へ出たかったし、今自分が着たいものを作っている」と松井。
《編集部》
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