オリジナル版との違いは声が入っているところが大きい。西田はキタキツネを見守る柏の木のナレーションを担当し、佐藤隆太は父キツネ・フレップ役を担当した。
映画の核は子別れ。キタキツネの親が、子ギツネを噛み自立させる子別れのシーンを撮影するには、当時3年3シーズンかかったという。
この日は、仲が良すぎると噂されるアニマル浜口親子も登場し、子離れ、親離れについてコメント。アニマル浜口に初めて生で会ったという西田敏行は、浜口の勢いに始終押され気味。囲み取材では、過去やってみてウケが良かったロバの鳴き声を披露したが、これにアニマル浜口も挑戦するという異様な雰囲気に。「お前もやってみろ」と娘にむちゃぶりをする浜口に見かねた西田は「(とにかく)キタキツネ物語をよろしくお願いします」とシメる形になった。