ソフトバンク、携帯卸売大手の米ブライトスターを子会社化……約11億ドルで買収へ
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ブライトスターは、移動通信分野に特化した世界最大の卸売会社。携帯端末メーカーやキャリア、小売業者など、移動通信分野の主要企業に対して、携帯端末やアクセサリー類の卸売、携帯端末の物流・在庫管理、携帯端末に係る保険、買戻し、下取りなどを提供している。現在、ブライトスターは50カ国以上に拠点を構え、125カ国以上でサービスを提供中だ。
ソフトバンクは2013年7月に、米スプリント・ネクステル・コーポレーション(現スプリント・コミュニケーションズ・インク)を買収しており、ブライトスターを子会社化することにより、携帯端末の調達規模を拡大し、日米において競争力をさらに高めるのが狙い。
ソフトバンクは、米国子会社に総額12.6億米ドル(約1,247億円)を投資し、そのうち約11.05億米ドル(約1,094億円)および米国子会社株式を対価として、米国子会社がブライトスターの全株式を取得する。これにより、ブライトスターの完全親会社になる米国子会社の議決権および普通株式の約57%を間接的に所有し、ブライトスターを子会社化する。今後は、米国子会社の議決権および普通株式の所有割合を約70%まで引き上げる予定。
《冨岡晶》
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