スマホEC、2013年市場規模は1兆3,469億円……2014年には2兆円超の予測 矢野経済研 | RBB TODAY

スマホEC、2013年市場規模は1兆3,469億円……2014年には2兆円超の予測 矢野経済研

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国内スマートフォン・コマース市場規模予測
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 矢野経済研究所は10月22日、スマートフォン端末を利用した国内EC(電子商取引)市場に関する調査結果を発表した。調査期間は7月~8月で、ECサービス(物販系・サービス系・デジタル系)を展開する関連企業等にアンケート等を行った。

 それによると、国内BtoCスマートフォン・コマース市場規模は、2012年で8,450億円だったが、2013年には前年比159.4%の1兆3,469億円に成長すると予測された。オフライン小売市場においてもスマートフォン経由によるEC(電子商取引)化が進み、今後の国内BtoCスマートフォン・コマース市場規模は、2014年で2兆413億円、2015年で2兆6,677億円にまで成長すると、矢野経済研では予測している。

 なお、ECにおけるモバイル端末経由の購買比率は、平均20%前後で、スマートフォンの普及に比例して伸びているとのこと。フリーマーケット・オークションなどCtoC系ECサービスなど、スマートフォン発の新規市場も次々に創出されているという。

 消費者側でみると、スマートフォン経由でのEC利用経験の比率が最も高かったのは「女性20代」74.0%で、スマホECの利用が顕著だった。以下、「女性10代」55.0%、「男性30代」「女性30代」50.0%が続いた。「女性20代」の利用経験を分野別に見ると(複数回答)、「物品系」60.0%、次いで「サービス(非デジタル系)」30.0%、「サービス(デジタル系)」28.0%と、物品系ECにおける利用が多かった。女性はどの年代も「物品系」ECがその他分野と比較して利用率が高かった。

《冨岡晶》

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